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1020年5月

前回のあらすじ
初挑戦の迷宮最奥ボス・お業さん相手に、最初から最後まで前列で芭蕉嵐を受け続け、体力がりがり減る→お雫→芭蕉嵐→お雫→のループに耐え切った三代目当主・竜海は「しばらく討伐出たくない」とこぼすほど疲れきっていた……そこへ家族がした提案とは?

はい、交神です。

現在、吾ガ浦家は家系が本流だけで傍流が無い状態。加えて貴竜双子も1才5ヶ月と一族としてはなかなかのご高齢、かつ一卵性双子なので恐らく亡くなるときは同じ月になるでしょう。そうすると貴竜双子が経験したように、今度は一族が鈴水蒼子双子だけになってしまう。そこから交神して家族を増やすよりは、今のうちに家族を増やして2家系にし、かつ戦力増強しておいた方がいいのでは? という目論見です。

さて、お相手ですが。



こちら竜海の素質バーと能力値。
貴海は火の力を上げるために由良様と交神しましたが、実は体風も結構凹んでいる。
と、なりますと。
あまり由良様と奉納点が離れすぎていなくて体風素質、出来れば体火素質もそこそこのものが欲しい。
そこから導き出された交神相手は――



春野鈴女様です。
竜海と気も合いそうで、討伐でのすさんだ心も癒してくれるのではないでしょうか。というかそうであって欲しい。

(線画のまま放置され、出す機会のない鈴女さんをここぞとばかりに貼っておきます)



あ、竜海の子も女の子のようです。
家の中が華やかになりますね。


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【吾ガ浦一族】1020年5月
1020年3月

今月はどこかの迷宮の主に挑む! という大雑把な予定を立てた先月。
すっかり忘れていましたが討伐強化月間の報酬、4610両はありがたく頂きます。

正直ですね、貴海も竜海も戦いあまり向いていない。戦略もある程度立てて戦えるけれども、今のところ鬼を憎んだりはしていない。攻撃してくるから反撃しているだけ、みたいな。
水花や蒼海のような切実な理由が無いからだと思うのですが……蒼海は父ではあったけれども、双子にとっては祖母である水花の方に執着していて双子を「我が子だ可愛いー」というように甘く接することも、「お前達の未来、一族の悲願の為に云々」というように厳しく接することも無かったですから。
父としてするべきことを放棄したという事は無いのだけれど放任主義。そんな父のもとで育ったので、能天気というか、この戦いの重要性も当主としての威厳もあまり重く考えていませんね、多分ね。

本人らが悲観していないからいいっちゃいいんですけれども、蒼海はなーもっとなー(以下長くなるので略)

で、そんな双子と貴海の娘の双子のステータス確認です。



当主の指輪補整があるので額面通りではありませんが、何というか「双子!」って感じです。
違いといえば貴海は心水・心土が高いので落ち着きのある当主補佐、竜海は心水が高く慎重だけれども心風も高いので思い切りのいいことも出来るし多少の予定外には慌てない安定感のある当主、という感じでしょうか。
思い切りのいいこと・例→兄とふたりで大江山に登り音無しの弓と紅涙弾を持ち帰る。 勢いで正月に討伐続行する。



こちらもなかなかに双子という感じかな?
ふたりとも心水高いし。鈴水の場合、他もそれなりに高いので冷静な判断の基礎となる心水の高さ。
蒼子の心水の高さは純粋に優しさ。なお、その優しさは「なるべく鬼を苦しませずに速やかに殺す」という形で表れることが判明した先月です。「鬼も苦しいのは嫌だよね、今殺すね」「一撃で殺せた、良かった」そんな優しさ。
今日も、明日も明後日も、混じり気の無い純粋な慈愛に満ちた笑顔が、家でも戦場でも満開であります。

一族全員、技土が瀕死なのは土神と交神したことが無いからですね……次辺りでフォローしたいですね。(フラグ)

さてさて討伐先ですが、今月と来月の二ヶ月かけて『相翼院』に行きます!
ここならば悪羅大将ゾーンで鈴蒼双子を鍛えてからお業さんに突っ込めますからね。

さくさくと奥の院へ。



熱狂の赤火は3月4月ともありませんでしたが、巻物入手。こういうね、地道な収集が大事なんですよ。何故か終盤で土祭りだけ抜けているとかね、そういうことが起こらないよう取れるものは取っておかないといけません(戒め)。

さあ、お業さん、我が家の双子達に胸を貸して下さい! いやらしい意味ではなく!
突入のスクショは撮るの忘れました!



早速芭蕉嵐受けています。
た、竜海ー! 当主だけ前列に出すこの陣形、絶対間違ってます! 俺が一番防御が高いからと言って前に出た竜海ですが、流石に軽率すぎました!
お雫をそれぞれに掛け合って何とか持ち直したと思ったところで……芭蕉嵐! お約束!!
しかし攻撃もしなければ倒すことは出来ません。
再度お雫を掛け合いながら、恐るおそる術の併せを開始します。何の術かは記録にありません!
スクショ大事だからほんと! スクショ撮る癖付けて私!
とか何とか言っているうちに単体攻撃もくらったんでしょうね、竜海……当主様、瀕死。



プレイメモノートには一言。
『ひたすらお雫のターン』
……でしょうね!



携帯袋の中の回復道具は使い切っています。あとは技力が尽きるまでお雫かけつつ、隙を狙って向こうの体力を削っていくしかありません。
竜海当主ついに赤字体力。



ところで当主を後ろに下げてあげて下さい、プレイヤー……。竜海の性格的に前列で踏ん張って周りを鼓舞する役を引き受けるとはわかっていますが、この状態になったら下げましょうよ、プレイヤーすなわち私! 寝てたのか!?



何とか体力削って攻撃の余裕も……余裕……お雫のターンは終わりません。
いえ、でも、確実に体力は削っています、何だかお業さんの姿も変わっているじゃないですか。
ねえ、竜海!?



それどころではありませんでした。
頑なに竜海のみが前列で粘る陣形ですからね……下手に防御が高かったばかりにこんな……当主の重要性は、帰ったらイツ花にしっかり叩き込んでもらいましょう。
じりじり総員にて攻撃を続けていましたが、竜海、ビールかけばりのお雫かけに、ついに博打に出ました。

竜海「当主の指輪!!!」



竜海! 博打に勝ったぞ!
この一撃でお業さんは倒れ、消えてゆきました。快挙です。この面子で迷宮奥のボスも倒せると証明しましたよ! ひっどい戦術でしたけれども! 最初だからみんな勝手がわからなかったんだよ!
(一族になすりつけていますが全てプレイヤーのとんちきです)

竜海「もーやだ……」

お業さんが消えたのを確認した竜海はその場で大の字に倒れました。そりゃそうだ。
帰りは貴海に背負ってもらい、無事?帰宅。

はいはい、イツ花さんが何か言っていますよ。でも竜海にはほとんど聞こえていないと思う。ごめんて。



入手した巻物の話のようです。
……白浪入手したっけ? したみたいですね。
しかしその時は一族全員、大ボスであるお業さんを倒したことと、竜海に無理をさせてしまったことを口々に話していたので白浪の存在感は……薄い。

イツ花「……とりあえず蔵に入れておきましょうかネ」

竜海は3日くらい寝ててもいいよ、当主業務は分担してやっておくよ。

次回。
休みながらの竜海の一言、「しばらく討伐出たく無い……!」
竜海の気持ちもわからないでもない貴海と鈴蒼双子で考えた結論は竜海を除いての出陣……ではなく。

鈴水「当主さん、『交神の儀』を行いましょう! 討伐よりは楽なはず!」

……ほんとに?



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【吾ガ浦一族】1020年3月から4月
1020年2月

大つごもり年明けと迷宮で討伐をして過ごしていた吾ガ浦家の面々……。
新しい銅像立つらしいよという話を聞いても、え、そうなんだ…という感じ。



一応迷宮内であけましておめでとうございますくらいは言っただろうけれども、さすがに町に出てみてもすでにお正月の雰囲気はすっきりさっぱり消えておりました。
久し振りに家族4人で買出しに出かけた帰り道――

鈴水「お父さん、当主さん、幻灯撮りましょう」
貴海「幻灯?」
鈴水「はい、何でも紙に姿を写し取ることが出来るそうで。お正月に何も出来なかったから記念に。どうでしょう」
竜海「あー聞いたことある。そういう店があるって。どこだっけ、そっちの角曲がってった方だよな」
鈴水「そうですそうです」
蒼子「え……そんなのあるの? 姿を写し取るって鏡みたいに?」
貴海「俺も初耳だ……」
竜海「まあ、どんなもんか行ってみるかー」

苦手:流行り、の貴海蒼子親子を引っ張っていった先で幻灯屋を発見。
店の人に言われるまま並んでーはい!



蒼子「わあーわあー何これーすごーーーい!」
貴海「これが世の中の進歩……」
竜海「けっっっこう前からあるぞ、この店」
貴海「へ、えー……」
鈴水「お父さんと当主さんも幻灯撮るのは初めて?」
竜海「初めてだな。水花も父上もこういうのは興味がなかったみたいでさあ」

そんなことを言いながら店を後にし、イツ花に幻灯を見せると意外にも「あ、幻灯ですね! 皆さんいいお顔で。……当主様と貴海様は蒼海様たちとは撮ってないですからねえ、久し振りですねえ」と。
「ちょっと待ってて下さいネ」そう言ってぱたぱた走って行ったイツ花が、しばらくして戻ってきたときにその手には小さな箱がありました。

「これ、当家で一番最初の幻灯です。おふたりが屋敷に慣れた頃に撮ったものですから、当主様と貴海様は生まれる前で……白骨城の時期よりも前か時期になってすぐかの頃です。懐かしいですねぇ」

小箱から取り出された幻灯には貴竜双子が知るより若い水花と蒼海が緊張した面持ちで写っていました。



ふたりして声を揃えて「こんなんあったんだ……」と呟きます。

そこに去来する想いはどんなものだったのだろうなあ。
多分ねえ、水花と蒼海には幻灯撮ったことって特別なことじゃなくてイツ花が撮りましょうよって言ったから撮っただけで、しばらくしたら撮ったことすら忘れていた程度のものなんですよ。実物、というか大事な人は隣に居て話せて触れることが出来て、紙に写った『絵』には興味を持たなかった。水花が亡くなってからの蒼海も幻灯のことは思い出さなかったと思います。あの子にとって水花は肉を持って存在しなかったら意味のない人だったから。
と、いうのを貴竜双子は知らないからねえ。ふたりと幻灯を撮れなかったこと、寂しいと思ったかも知れない。何で一緒に撮ってくれなかったのだろうと思ったかも知れない。どうだろうなあ。

そんなこんなで買出しで買って来たものを携帯袋に詰めたり討伐の準備をして、今月は強化月間に指定されていた九重楼へ出陣です。



また雨です、雨男がいるぞこの討伐隊!



くららの巻物入手と陣内様を解放して帰って来ました。
えー陣内様解放の条件……火の女神の子が居るとかでしたっけ? タイミング的に交神の機会はないかなあ。
戦力的に充実してきたので来月あたりはどこかしらの迷宮一番奥のボスに挑んでみたいと思います。予定。



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【吾ガ浦一族】1020年2月
1019年11月


それぞれ訓練付けてもらった結果ですよー。


全体的な数値が似た貴竜双子が訓練つけたので結果もほぼ同じ感じですね。技土の数値はこれからの交神でどうにかしていきましょう。

今月はーどうしましょうー。鈴水蒼子双子はまだ初陣を迎えていないので、貴竜双子で大江山に登るには戦力不足と言わざるを得ない。
でも貴竜双子は去年の12月来訪なので大江山を知らない。水花と蒼海が大江山に足を踏み入れたのは11月だったので、悲願が果たされるべき場所である大江山へ出陣する祖母と父の背と、戻って来たふたりがどんな表情をしていたのかさえ知らない。
どんな鬼がいたかなどの記録は残っていますが、今回を逃せば貴竜双子は死ぬまで大江山の雪を踏むことすらない可能性が高い。
ここは次世代に託して今月も鈴蒼双子の訓練を優先したほうが勝算は高くなる。夜を徹して考え最終的に……こんなときのあみだ様。ですが。


自分たちだけでは悲願の達成は無理だとわかっています。わかっていますが、自分たちが大江山に行くことで新たに得られる情報があるかも知れない。
それに、水花と蒼海が見た風景を見たいと、彼らは一番にそれを思いました。一緒に出陣してもふたりきりで戦っているようだった父達の見たものを自分たちも。そうして自分たちはそれを未来のために自分の口で伝えてやろうと。

今月の大江山出陣を決めました。



お、赤火がありますね。幸先がいいですねー。ねー?



はい、戦果はこちらのみとなっております。
たーかーたーつー? 何やってたんだ君達は! とはいえこの子ら、重要事項をあみだに託すような優柔不断な所があるんでした。多分ふたりで「いけるか?」「いや、どうだろう?」「あっやばい逃げる」「次、次の奴行こう」とかやってたんですよねー多分きっと確実に。
わりとあれだよね、石橋を叩いて渡るというか石橋を叩きに叩いて結果どうなるか確実なものが得られない場合にあみだという博打に頼るよね、君達。

それでも自分達の意思で大江山に行ったという事実と持って帰ってきた紅涙弾の巻物を評価したい。うん。……正直、もうちょっと何かなかった?



1019年12月

鈴蒼の自習結果ですぞー。


鈴水の体が蒼子より伸びているのはまあそうなりますな。どっちも心土が伸びているところを見ると、今はまだ慎重派というか堅実派……討伐出る前の緊張が現れたのかな。

先月の大江山があの結果でしたので、初陣の子を連れて行くのも酷です。
今月は『鳥居千万宮』行きましょう。個人的に前半における、『初陣で行くならここ!初めての討伐で外さない鉄板迷宮(スポット)!ほどよい敵とのエンカウントであの子を退屈させない!』場所だと思っています。



早速成長~。体の値は今のところ大きく差は出ませんね。
心の成長は素質バーの通りかな、蒼子の心水の成長が目を引きます。いい感じの回復役になってくれると嬉しい。しかし技土・技風の成長がしんでいる……。術は苦手ですか?
鈴水は心の成長、全体的にバランスが良い。まとめ役になれるような精神的に安定した子かな? ただこちらも技土はもうちょっと伸びて欲しいです。
ただ貴竜双子もそうなのですが、心火の高い攻撃的な子がいないのでそれで見逃がしちゃってる鬼もいるのではなかろうか。



1020年1月

勢いで討伐続行してしまいました。まあ健康度とかも問題なさげだったので大丈夫でしょう。



お? 心水のわりに蒼子意外に前に出たがりだな? ナマズの符と赤玉で殺る気もけっこうありますね?



逆に鈴水の方が回復薬進言ありますね。妹が怪我するのが嫌なのかな? でも地鳴り進言で隙あらば攻撃に転じる用意も出来ている。ふむ。鈴水も前に出たがりなのは姉妹で似ています。

進言は始終こんな感じでしたね。蒼子の方が攻撃的なんですよ。心水が高いとは。
もしかしてどうせ屠るなら苦しみ少なくあの世に行かせてあげますという方向の優しさなのかな? 確かにそれも優しさだよねっ!

メモには「稲荷ノ狐次郎と戦闘。長期戦」と書いてありますがスクショが1枚もないです。
あとなんかさらっと「花連火、槌の指南入手」とも書いてあります。
スクショ撮る癖をつけていこうな(数ヶ月ぶり数回目)。

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【吾ガ浦一族】1019年11月から1020年1月
1019年9月

双子の髪結い紐は水花から受け継がれたものです。



水花と蒼海の天界でのあれこれや葛藤を知らないまま(ふたりが後の世代に教えるような話ではないと話さなかった結果)、明るく闊達に素直に健やかに成長した貴海竜海双子ですが、何か決め事で困ったらあみだくじ!という決め事が出来ました。
重要な当主選びも交神する順番決定も悩みに悩んだ結果あみだくじ!
長く悩んで良い結果が出るとは限らないので、もう運を天に任せよう! 何とかなるさ! そんなあみだくじ双子の誕生です。
そんなこんなで3代目当主となった竜海を筆頭とする新生吾ガ浦家の道行きやいかに。

さて、先月に交神を済ませているので、家でだらだらしていても仕方ないので討伐です。
行き先は「まだ行ったことがないから」という理由で九重楼に決定。

携帯袋に薬などを詰めいざ出陣!



……やる気の出鼻を挫く土砂降りです。
竜海「迷宮に入るまでは秋晴れだったのに!」
べっしゃべしゃになりながら、こんにちは七天斎八起様。



木霊の弓で眠ってくれたので、斬る射るの物理攻撃力押しで勝てました。
うーん、そろそろこの辺りでは苦戦しなくなってきましたね。
あとは来月娘さんが来訪しますので、怪我がないように堅実な討伐をし、暴れ石の巻物を入手して帰還します。

貴海「……緊張してきた」
竜海「え、今更?」
貴海「娘だよ、娘が来るんだよ!? 一大事だろ!?」
竜海「やーまあ俺達も元服したてだし、父親の威厳とかはないよなー」
貴海「そう……そうなんだ」
竜海「でもさ、威厳があるばっかりが父親じゃないって。裏の傘貼りのおじさんだって威厳はないけど子供みんなから好かれてるだろ?」
貴海「……さらっと傘貼りのおじさんに失礼なこと言ったよな、今」



1019年10月

さてさて。
屋敷に戻り武装を解くのを待っていたイツ花の一言。



女の子の双子! ふたりしかいなかった屋敷が一気に華やかになりますね!

貴海「……名前、ひとつしか考えてなかった……」
竜海「……父上と同じこと言ってるな……」

それはそれとして女子双子ちゃんです! 二卵性ながらカラーリング一緒、かわいい~。
素質につきましてはプレイヤーがスクショ下手なので参考程度にご覧下さい。

名前は貴海竜海でうんうん唸って第一印象から捻り出しました。ちなみに貴海が最初に考えていた名前は蒼子の方です。



吾ガ浦 鈴水(すずみ)
心火が低く心水が高いので穏やかな子なのでしょうか。ただ、心風も高めなのでそこがどうなっていくかですね。体素質が全体的に高めなので、戦闘での活躍を期待してしまいます。
ちなみに鈴水の目元は水花・蒼海似のおっとりした印象を与える垂れ目です。




吾ガ浦 蒼子(あおこ)
こちらは心水が突出していて他は低めに横並びなので、優しい子なのでしょうけれども自己犠牲の子という印象も受けておりましてどうなるやら。術風土低いのが少し気になるといえば気になる。
そして蒼子ちゃん、



お父さんと「苦手:流行り」でお揃いなんですよ、親子~心の素質バーもそっくり~かわいい~。

なお、職業ですが、来訪して早い段階で薙刀使いと槍使いにすることは決めたのですが、どちらの子にその職業を任せるかは悩んだ結果、

竜海・貴海「こんなときのあみだくじ!」

というわけで、恒例の(?)あみだくじで決まりました。

今月は鈴水と蒼子に屋敷の間取りや決まりごと、そして訓練を付けるために討伐には出ずに休養です。
貴竜双子が討伐に出てしまうとイツ花しかいなくなってしまいますからね。家事も来訪したての子ふたりの面倒もとなると大変ですから。

訓練は、
貴海が蒼子に。
竜海が鈴水に。



なお、素質点はこんな感じです。



おお……貴竜から一気に上がっている……!

来月は大江山の門も開きます。訓練、討伐、どうしましょうかね。

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【吾ガ浦一族】1019年9月から10月
1019年7月

今月も白骨城で早瀬チャレンジを……と思ったのですが、帝より相翼院強化月間のお達しが。……お金は……いくらあってもいいものだ……。特に序盤は拾える防具だけでは心許ないことがあります、ありません?
と、いうわけで断腸の思いで相翼院へ出陣と決まりました。

しかし。ですね。



蒼海の健康度が危ない。これが最後の出陣になるかなあ。最後が金稼ぎで何だかごめんよ……と思いつつ、漢方薬を飲んで頂きます。71まで回復しました。



でもなあ、蒼海はそういうの(出陣の理由)をもはや気にしない域に達してしまっている気がします。
ひたすら水花の許に行かなくてはと思っている節がある。それは、早く死にたいとかそういうことではなくて。やることをやらないと水花に怒られそうだから戦いも当主業もしっかりこなすけれども、心はもう水花で八割方占められている感じかなあ。

一族のことを一番に考えるなら、蒼海は交神をするのが一番いいと思うんですよ。このままだと双子だけになってしまって、戦力的にちょっと心許ないですし。だから、双子は蒼海に何度も交神を勧めていました。けれども、水花の話を聞いた蒼海はもう天界とは関わりたくないと、水花を苦しめた天界なんぞと思ってしまって、そっちの感情を優先したんですよね。
双子は勿論そんな事情は知りませんから、それはもう妹か弟を! と望んで、交神出来る神様の目録を持って毎日のように蒼海を説得していたはずです。自分たちが交神できればそれでもよかったのですが、この時点で双子は7ヶ月。元服前です。父の決心が固いことを思い知った双子の合言葉は「元服したら即行で交神」でしたね。きっとそうに違いない。

はい、話がそれましたが相翼院討伐です。



さっくり河太郎様を解放です。
竜海「……河童だった……」
貴海「鬼のときと変わらなかった……」
竜海「いや、表情とか穏やかになってたし!確かに神様なんだよ!河童だけど!」

それ以外は特に何事もなく討伐終了。
帰還いたします。

そして。



……はい。……はい。



わかっていました。



死んだ水花のために生きた後半生でした。飛んでいく場所は水花の所でしょう? 地獄の淵で待っているはずの母親の所でしょう?
死ぬことに際して蒼海に後悔は何ひとつない。むしろ、希望が叶ったくらいに思っているはず。けれどもね、君を必要として支えとしている双子が居ることも、居たことも忘れないで下さい。それは、本当に。あなたは息子であると同時に父親なんだから。貴海竜海をとても大事にしていたことは家族みんな知っていますけれども、言葉にしてあげてほしかった。これはプレイヤーのわがままです。

ちなみに、当主はあみだで決めました。
次の当主は竜海(童顔の方)です!
……もうちょっとスクショを撮る習慣をつけたほうがいいと思います。ええ。



1019年8月

先月の報奨金1136両を受け取って来ました。
そして、今月は前々から決まっていた通り交神です。
早瀬くんまた来年……。

竜海が当主になったので、交神は貴海が行うことになりました。

貴海「本当に俺でいいのか?」
竜海「いいって、いーって! 別に俺がもう交神できなくなるわけじゃないし、……当主の引継ぎでやることが山のように……(どんより)」
貴海「早く戻れたら手伝うから!」
竜海「ん。それは嬉しいけど、ちゃんと交神相手のこと見てやってくれよな。心此処にあらずだといい子が授からないかも知れないぞー」
貴海「ああ、うん。そうだな。俺が一番に考えなきゃならないのは交神のことだよな」
竜海「そういうこと」

お相手は、陽炎ノ由良様。
水の素質が高いので、火力も伸ばしたくての指名です。
貴海は元服してすぐなのをからかわれつつ交神となりそうだなー。相性は悪くなさそうですけれど。

……スクショをね……撮る癖をつけましょうね、ね。はい。

次に家族になるのは女の子ですよー!

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【吾ガ浦一族】1019年7月から8月
えーと、秋葉さまとひたすら交神する育成プレイ、ちまっと手を付けて放置を繰り返しているのでどうにも進みが遅くて一族限界人数まで何年かかるやらです。
で、近況?報告ですが。

1033年時点でこんな感じ。


そして1040年時点では、こう。


50回の交神で5000代まで上がった奉納点が、その後の20回で6000程上がっていますね。よっぽど相性いい子が居たんでしょうか。


なお、現在の一族面子はこんな感じです。


ひとりだけ違う髪の色を疎外感として捉えず『自慢』と言い切る第45代当主・白銀が愛おしいです。
「陽に透けて名前どおり白銀みたいだろう」とか、にっと笑って言うんですよ。

そういえば(ゲーム上)数年前に反魂の儀を行いまして。


反魂の儀が終わって遺言がこれでして……娘に対する「今度は鬼にだけは負けるんじゃねえぞ」という叱咤激励なのではないかなと、思ったんです。


ところでこの親子、カラーリングが全く同じで、紫が反魂の儀で命を取り留めたことに気付くのは、あるいは納得するのは、結構難しかったのではないかと思うのですね。
死んで生き返っても変わらない容姿で、父親を思い出せるものは自分の身には何ひとつなくて。若菜が生きていたときは同じ色の容姿はお気に入りだったでしょうけれど、死んでからは「お父さんの何かが私に宿ればよかったのに」と泣いていたと思います。

そんな紫は反魂の儀を受けたものとして長命で、家族の生き死にを何度も見ることになります。ときには、自分より若い家族の死も。


健康度も下がりきって漢方も効かず、晩年2ヶ月ほどはほぼ寝たきりだったようです。
父親の遺言を胸に、死ぬそのときまで戦い続けたいと願った紫の想いは叶えられることはありませんでした。それでも、少しでも、幸せであったらいいと願わずにはいられません。



そんな感じである程度進展がありましたらメモ程度に記録を残したいと思います。
ひとまず、目指せ100回交神!


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源氏家現在
今回より吾ガ浦家プレイ記録はこちらに書いていきます。何しろおおざっぱーなメモで進めているので、ツイッターに上げるには薄味。なので、数ヶ月分まとめることで質より量な感じでやって行きたいと思います。



1019年4月~5月(討伐続行)

前月に初代が亡くなっておりますが、悲しみ続けることはできません。今月は相翼院へ出陣です。
入り口でいつもの人が現れましたが……



この台詞は初代が死んだタイミングで言うようになっているのか…!?
貴海・竜海「あいつ嫌い」
貴海「こっちの事情わかってるくせにああいう物言いができる奴は信用できない」
竜海「わざと言ってない? あいつ。何かいろいろ知ってるみたいだし」
蒼海「……まあ、天界がらみの奴は信用できないと思っていたほうがいいだろうな」



走りに走って「ミッション・出ベソを押す」に成功!



貴海・竜海は回復進言してくれるんですよ……水花も蒼海も回復系の進言記憶に残らない程度にしかしなくて……とにかく斬れ殴れ攻撃術使えのゴリ押しで……でも補助系札の進言してきたり脳筋ではなかったのですが。焦っていたのかなあと、今になって思います。



そして槍の指南入手やったー!
次の子は槍使いだね。

帰還しまして。



さすが四夜子様の子だけあって、双子は体力の伸びが良いですね。パラメータの伸び方もそっくりで双子!という感じです。
外見も瓜二つでイツ花でもなかなか見分けがつかなかったのですが、成長するにつれて見分けがつくようになってきます。



竜海(弟)の方が童顔ということがはっきりしてきました。
(イツ花のお手伝い中たかたつ双子)

蒼海「結構違ってくるものだな」
竜海「えー、俺も可愛いより恰好いい顔立ちの方が良かったー」
貴海「そんなこと言って、町に出るとあれこれおまけしたりしてもらってるだろ、その顔のおかげで」
竜海「んーそうなんだよね。童顔も悪くないのかなー」



1019年6月

早瀬を……早瀬を……!という一念で白骨城へ出陣です。



脚はお焔の併せ2回でさくっと倒せましたが、肝心の早瀬は手に入りませんでした、以上!

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【吾ガ浦家】1019年4月から6月
一族の足取りは、やはりブログでまとめて見られた方が個人的に楽だなということで、ツイッターのモーメントとノートにメモしてある記録からざっくり大雑把に、ブログに移行するまでの歩みをまとめました。
まんがもどきなどは小話カテゴリに収録しています。

※この頃、プレイ記録を書いていく予定は無かったため、スクショは無いに等しく、ノートのメモもごくあっさりとしております。



1018年4月



装束は海をイメージして藍―青。

問:何故海をイメージ?
答:初代と第一子が何かしらの手違い、あるいは失敗、もしくは妨害によって最初に天界から下りた場所が京ではなく、いづこかの浦だったため。ふたりの一番最初の下界の記憶は視界いっぱいの水が波立ち、足元に砂浜、遠くに水平線、そして潮の匂い。



初代当主・呼子(よびこ)。
その第一子(とされている)蒼海(あおみ)。

源太とお輪が付けた名前は本人が赤子だったため覚えておらず、天界も把握していなかったため、天界に居た頃は髪の色から「あお」と呼ばれていました。
その後、蒼海が「みずか」と呼び始め、「あお」は「水花」という名前を自分の息子から貰いました。
「呼子」は下界に降りてからふたりを見付けた人物が付けた名前で、吾ガ浦家当主の名前として使っています。

 

ふたりとも垂れ目がち。初代ちゃんは不惜身命が信条、引っ込み思案で人見知りだけれど無茶をしがち。
蒼海はほくろの数が悩みだそうで、見えるところには無いけれど内腿とか腰とか、そういう所にありそう。

初出陣先は鳥居千万宮。
その際、うっかり紅こべ大将に突っ込んでしまったのですが、蒼海を後ろに下がらせたまま水花(初代)が攻撃全部受けまして…ぎりぎりで退けはしたのですが…危なかった…水花は最悪蒼海さえ生き残ればいいと思っている感じがある…



水花「私がもし死んでも、蒼海が居るから…大丈夫」
蒼海「大丈夫っていわないんだ、そんなのは!」



1018年5月
相翼院へ出陣。
大過も無く帰って参りました。が。先月より明らかに前衛へ出る進言の増えた蒼海。
先月の水花満身創痍で思うところがあったのだと、つまり、自分が守ってやらなければと思ったのだと、プレイヤーはそう感じましたが果たして。


1018年6月
強化月間だったので相翼院へ出陣。


1018年7月
先月の強化月間の報奨金は676両。
今月の討伐先は白骨城。
ブンブン刀を入手出来たのが一番の収穫。


1018年8月
先月より続行して白骨城討伐。
城内の鉄クマ大将にも歯が立つことに気付いてしまった水花は当然のように無茶をする。
ひたすら上の階へ上って行こうとするのを蒼海が必死に止めていた討伐。


1018年9月
鳥居千万宮へ出陣。
今までお輪の薙刀を愛用していた蒼海ですが、拾った羽黒の薙刀を試しに装備してみたらば、そっちの方がいい切れ味(敵へのダメージが大きい)で何だかちょっと寂しい。愛着のあるものを手放すのは、捨てるわけではないとはいえ複雑。
赤火はなかったものの、木霊の弓、火車、業の火、地鳴りと戦果は上々。星の巡りが良かった月。


1018年10月
蒼海10ヶ月、水花は交神をするつもりはないと宣言しているので、蒼海が交神に赴きます。
お相手の神様は、葦切四夜子様。
下界の原風景が海だからか、海にゆかりのありそうな神様を無意識に選んだ蒼海。


1018年11月
前のめりに生き急ぐ水花は、まともに登ることは出来ないだろうとわかっていてなお、大江山を出陣先として決めました。あるいは、そこで果てても良いという気持ちがあったのかも知れない。

当然、殆ど歯が立たず1合目2合目をうろうろ。
2人とも前列に居るのにほぼ毎回集中攻撃を受けてたびたび瀕死になる水花……鬼さん戦術完璧じゃないですか。止めて。とはいえ、もちろん蒼海も怪我だらけ。ただこの子、自分の体力減っていても回復しようとしない……! そもそも回復進言が極端に少ないのですが、進言をするときは水花の体力がほとんど減っていなくても水花にばかり回復進言をして来ます。……似た者親子なのでは?

満身創痍で帰宅。お雫が取れたので戦果は上々とする。
イツ花「おふたりともそんなにお怪我なさって! お風呂で傷を洗うのが先…いいえ、消毒が先…」
水花「イツ花、そんなに慌てなくても大丈夫」
蒼海「俺よりずっと酷い怪我してるのによく言う」



1018年12月
蒼海の子供が来訪です。男のお子様をおふたり授かりました、とイツ花が教えてくれました。
ちなみに葦切四夜子様は奉納点2008点までご出世なされたそうです。




一卵性の男の子です!
それぞれ貴海(たかみ)、竜海(たつみ)と名付けられました。
プレイヤーからは貴竜(たかたつ)双子と呼称されることが多いです。
流行に疎い貴海に竜海がいろいろ教えてあげてるとかなんだろうな~かわいい~



当たり前ですが素質点は全く一緒。水花の素質点もスクショしておけば良かった……。



屋敷が賑やかさを増しまして、というか、今まで賑やかだったことがあったのだろうか、この屋敷。

今月はふたりに訓練をつけて過ごしますので、討伐はお休み。


1019年1月
今月は貴海と竜海には自習してもらって、九重楼へ親子ふたりで出陣。



七天斎八起戦。
水花「剣は通らない、蒼海、赤玉の併せ!」
蒼海「わかった!」
無事赤玉の併せ数回で七天斎八起は倒せました。成長したなあ…。ただ、ツブテは取れたものの3階で時間切れになってしまったので、早瀬の重要性をひしひしと感じますね。


1019年2月
水花の健康度が87に下がって……そろそろかあ。千金人参服用で92まで戻りました。
貴海と竜海が初陣です、討伐先は鳥居千万宮。
竜海の剣が小鉄しかなかったため武器屋で一等良いナムチの剣を買ったのに、討伐先で速効「名刀長船」を拾ってしまい「…無駄銭…」と蒼海が呟いたとか呟かなかったとか。



双子はさすが四夜子様の子だけあって体水の伸びが良いです。逆に水花は体の値が全く伸びなくなってしまって、「このあたりが私の限界かあ……」って寂しそうに呟いていました。しかしこの、安定した心の値の伸び方よ。諦念しているがゆえに精神が安定するというのも皮肉なものです……。

戦利品はお焔と土葬の巻物。


1019年3月
水花の健康度は66まで下がっています。「休んでろ」と言う蒼海に首を横に振り千金人参で71まで無理矢理健康度を上げての出陣。
行き先は相翼院。

敵と邂逅すると今まで水花が一番に動いていたのですが、蒼海が先手を取ることが多くなり成長と老いを感じます……健康度も下がって苦しいだろうに一番槍を取りたい水花、盾になりたい水花……家族を守りたいから、傷付いて欲しくないから……。




そういえばこの時期の相翼院は象像が大人しいんでした。
あと、体水の伸びが良くてもまだ双子に術は痛いぞ!

そうして帰宅して。



水花から蒼海へ当主の指輪が渡されます。



吾ガ浦家の当主の指輪は、青緑の蛍石(に似たもの)で出来ていて、幅広めのやや荒削りな印象。源太さんを呼び出す度に砕け散るので常に幾つか予備がある(力が宿っている石は淡く光る)。
(ちなみにこの源太さんを呼び出すというのは昼子様が後付けで宿した力なんですけどね、本当は別に源太さんは呼び出されていなくて、演出の一環として源太さんが斬っているように見えるだけ。昼子様の善意というか茶目っ気というか悪気の無い親切というか。なお源太さんは無事に?成仏しておりますので安心(?))
当主以外が身に付けると即座に砕け散るという代物で、当主手ずから継承者に嵌めることで砕けずに『当主の指輪』の継承となります。

さて……、さて。
初代・呼子(水花)永眠。小話の方に綴ってある文章が彼女の全てです。
それ以上言える事はありません。自分のためには決して生きない人だったと、それだけ。




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【吾ガ浦一族】1018年4月から1019年3月
大怪我を負いつつも屋敷まで辿り着いた四姉妹。その姿を見たイツ花が慌てて布団を敷き医者の手配をしたり湯や薬を掻き集めたり、ひとりでてんやわんやしています。紅夜はイツ花に言われるままその手伝いをしていましたが、氷乃花に手招きされ四姉妹が休んでいる部屋に入りました。

氷乃花「あのね、私達、勝ったよ。ほら、額の石もいつの間にか消えてたの。だから呪いも解けたんだと、思う」

そう言われて紅夜が自分の額を撫ぜ「ほんとだ……」と呟きます。

氷乃花「呪いが解けて、それでどうなるかはわからないけど、もう戦わなくていいの。母様の願い通り、紅夜は何にも縛られずただ自分のためだけに生きていける」
紅夜「……母様が、そう言ったの?」
雪乃「直接聞いたわけじゃないけど、母様との付き合いが一番長かった私が保証する。母様はね、私達には黄川人を倒すことを望んだけど、紅にはただ幸せであってほしいと望んだ。ああ、私達の幸せも願っていたけどね、紅は何ていうかな……母様がずっと囚われていた執念から離れて望んだ子だから、ね」
紅夜「……よくわからない……」
氷乃子「紅は母様と会ったことがありませんからね、それも仕方ないでしょう。でも、ひとつだけわかってくれればいいんですよ」
紅夜「ひとつだけ?」
枯野「自分のやりたいこと見つけろ、そんで、満足するまで手放すな、ってとこかね」
紅夜「……うん。わかった」
枯野「よぅし、良い子だ!」

わしゃわしゃと頭を撫でられ、紅夜は笑います。

紅夜「姉様達も一緒に探してね」
枯野「んん?」
紅夜「やりたいこと!」
氷乃子「……そうですね、そうでした。私達も戦う相手が居なくなってしまいましたから、何をするか考えなくてはいけませんね」
氷乃花「そっか、そうだね」
雪乃「やり遂げたーって感じばっかりで、そこまで頭が回らなかったねえ」

そんなこんなであれこれ今後のことなどわいわい話しているとイツ花が医者を案内して現れ、「皆さん絶対安静だって言ったじゃないですか!」と叱りつつも、その声にはどこか嬉しそうな声音が滲んでいました。

その後、怪我が治った四姉妹は暫くは鬼の残党を狩りつつ過ごしました。紅夜はいってらっしゃいとお帰りなさいを言うのが自分の役目だと思い、戦えない自分を恥じることはありませんでした。
2年か、3年か、そのくらいの時間が過ぎて都も郊外も安定した頃、雪乃が静かに息を引き取りました。呪いがかかっていた時期に寿命が近かったので、呪いが解けた後もそれほど長く生きられる身体ではなかったようです。それでも、雪乃は「楽しかった」と言いました。巡る季節を実感できて嬉しかった、とも。
残された姉妹は自分達の寿命も長くないのではと考えましたが、そこはそれ。四ツ宮家の女子は「頭で考えることが苦手なわけではないけれど、最終的には拳で解決したがる」気質。死ぬまでは自由だなるようになる! と日々を力一杯生きていきます。
紅夜は自分のやりたいことを考えながらそんな姉達と睦まじく過ごしました。

さらにその後は、また語る機会があれば。
四ツ宮家の皆、お疲れ様でした。ありがとうございました。





【思い出コーナー】
全ての始まり初代と第一子。


この時は男神全員と交神した時点でクリアすると決めていたのですが、後々皇夜さんという特異点が生まれて少し予定が狂いましたが、自分の手を離れて生きているんだなあという感じがしましたね。






第13代当主・胡斗霊(ことだま)とその娘で第14代当主・巳雷(みらい)。
継承刀にそれぞれ「敵を眠らせる効果」「敵の術を封じる効果」を付けてくれた最終戦での影の功労者。
ちなみに胡斗霊と捨丸様の交神話など書いておりますので成人向けが大丈夫な方は気が向いたらよろしくどうぞ(ダイマ)→「ほねのかご」/ [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8208773



 

殴って蹴って歌える(かも知れない)戦場のアイドル乱花(らんか)ちゃん!
虫寄せ花乱様との子ながら最終世代まで押し退けて、素質点1位に君臨し続けたまさにアイドル。
まず殴る、次に殴る、それから殴る、という超攻撃的な進言が印象的でした。





交神する神様の都合(五郎さん×2)によるこの連続双子、しかも両方とも男女で姉と弟……! 女子縛り一族で何という業の深い……。
この双子色々と複雑な感情を交えつつ仲良しだったのですが、6月・梅河(うめかわ)、8月・飛梅(とびうめ)(1才11ヶ月と長寿でした)、風理(かざり)と亡くなってしまい、満風(みつかぜ)が遺されてしまって。1才10ヶ月という男子としては長寿で、9月に他の3人を追うように亡くなりましたが、1ヶ月の孤独に苛まれた子です。で、遺言がこれですから



プレイヤーとしてはもう本当に胸にくるものがありました。
その後、氏神となりご縁がありまして他家様と交神させて頂きました。幸せになってくれの一念……。





この人なくして四ツ宮家最終盤は語れない。朱点童子を倒して穏やかな余生を送るはずだった(プレイヤー的に)のに、父・氷ノ皇子と黄川人への嫉妬と復讐に生きる道を選んだ皇夜(こうや)さん。
最終的にはそこから逃れてくれて安心したものです。
そんな皇夜さんと氷ノ皇子のお話(成人向け)はこちら(ダイマその2)→「凍て飢える娘」/ [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4349743

イメージイラストがこちら。皇夜さんが無理矢理系のお話ですお察し下さい……。




まだ思い出はたくさんあるのですけれども、きりが無いので印象深いところだけピックアップしました。
長くなってしまいましたが、閲覧して下さった方、本当にありがとうございます。

さあ今度は吾ガ浦一族だ。

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四ツ宮家その後 +思い出
1041年1月
ついに朱点童子こと黄川人に挑む日がやって参りました。
年の初めというきりのいい時期に挑むことについては、家族全員の総意です。

氷乃子「母様なら縁起を担ぐなんてしないと思いますが……」
雪乃「私達は母様じゃないからね、頼れるものには何でも頼るよ」
枯野「それに世間が新年のおめでたい空気のなか、惨めな最期を迎えさせられるなんて考えただけで胸がすく思いだよねー」
氷乃花(ううっ、やっぱり姉様たち黄川人のことになると考え方が怖いなあ……)

それでは、いざ。



出陣!

お婆ちゃんとお船は「さっさと向こう岸に渡して下さいよ!」と速攻でぼこぼこにし、修羅の塔を脇目も振らず駆け上がり、最上階にてついにご対面。



氷乃子「後戻りできないのはあんたなんだけど?」




氷乃花「母様の想い、全部ぶつけてやりますから!」
枯野「派手な死に様みせなさいよ!」
雪乃「少しは歯応えのある戦いさせてよね!」
氷乃子「恨みはありませんが、あなたは私達一族のために死ぬべきです」
氷乃花(ぶ、物騒~……!)

  

この戦いで継承刀『天突』がいい仕事をしてくれました。
いい効果を付けてくれた胡斗霊と巳雷に感謝です。



とはいえ、そこまで簡単には倒せません。黄川人にも意地がある。



しかしながら、黄川人を倒すためだけに皇夜にしごかれた子達です。
酷い苦戦はせずに第一戦は終了。



全員が「勝った!」と喜ぶなか、氷乃子だけは(あっけなさすぎる、こんなのが母様の仇敵なわけが……)と考えていました。



しんみりしたところで何ですが、氷乃花以外は冷めて……冷静なので、何を今更わかりきっていることを、と思っていますね。間違いない。そして、お輪さんに会うのも初めてなので別に感動とかしんみりとかしていないです。あなたが始めたことでしょう、くらいのことを考えています。
氷乃花だけは(そうだ、私の命は初代様からずっと繋がっているんだ、繋げてもらったんだ)と素直に思っていました。四ツ宮家最終世代の当主にして良心……。

さて。お輪さんのお話も一通り終わりまして、第二戦。
動じない(氷乃花以外の)面々。皇夜様、娘さんたちは立派に育ちましたよ……何か似なくてもいい所まで似てる気がしますけれども。

 

枯野「あははっ、あんたにも意地があるんだね、いいよお! その意地ごと潰してあげるね!」



雪乃「殺し合い? 殺される方が決まってるのは殺し合いって言わないんだよ!」

 

氷乃子「母様を散々苦しませておいて楽な死に方できるなんて思わないで下さいね。自覚は無いでしょうけれど、だからこそ、苦しんで死なせてあげます。それが私達の母様への手向けです」



氷乃花「――っ、思い出させて、あげますよっ!」



(正直大したダメージは出ませんでした……源太パパ……お輪さんの前でここ一番の見せ場だったのに……)
という感じで罵詈雑言もとい勇ましい台詞が自分の血を分けた一族からばんばん飛び出る戦いに、お輪さんは絶対引いていたと思いますし(「こんなの、たくましいなんてとっくに踏み倒してるわ……」)、黄川人への同情心を募らせていたと思います。
しかし、四姉妹からすれば母親である皇夜の悲願で、慕っていた皇夜の悲願は四姉妹の悲願そのもの。黄川人の境遇なんぞ知るか! ってところです。

想像以上の苦戦を強いられる四姉妹。
ひとり、またひとりと倒れていきます。(これはプレイヤーの戦闘の采配が下手だからです、すまない)



最後は瀕死になりながら当主の意地を見せ付けた氷乃花の奥義で止め!
氷乃花「私だって、私だって一族を背負って立つ当主なんだからあ!!」

 

その後のお輪さんのお話、四姉妹はあまり聞いていません。ぼーっと眺めていただけ。
この人も黄川人贔屓か……と天界に失望して、皇夜がこの場にいなくて良かったと心底から思っていました。

お輪さんと黄川人が天へ帰り、誰からともなく
「私達も帰ろうか」
と、満身創痍で笑い合いました。
天界なんてどうでもいい、自分達は皇夜の意志を貫くことが出来た。それで満足。

「紅が、待ってるしね」
「うん、紅、寂しがってるかもね」
「紅だって母様の子なんですから、寂しさよりも勝利の報告を待つ気持ちの方が強いのでは?」
「あはは、それもそうかもね!」

そんなふうな話をしながら、四姉妹は痛む身体を引き摺り屋敷へ帰って行きました。

黄川人と皇夜さんの執着から始まった戦いはもう、終わり。やっと、幕引き。
四姉妹はもう、家で待つ紅夜とイツ花のことしか考えていませんでした。

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1041年1月



去年の8月ぶりにパソコンを開きまして…ネットも本当にたまーーーにしか覗かず、過ごしてきました。ほぼひきこもりかつスマホも解約したので外界との接点がほぼ、ない、です。外からの刺激や何やかや、全てが怖い状態でしんどいですがそろそろ…ぼちぼち…外に向かって行く努力をしなければなあーと思います。

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リハビリ