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1020年2月

大つごもり年明けと迷宮で討伐をして過ごしていた吾ガ浦家の面々……。
新しい銅像立つらしいよという話を聞いても、え、そうなんだ…という感じ。



一応迷宮内であけましておめでとうございますくらいは言っただろうけれども、さすがに町に出てみてもすでにお正月の雰囲気はすっきりさっぱり消えておりました。
久し振りに家族4人で買出しに出かけた帰り道――

鈴水「お父さん、当主さん、幻灯撮りましょう」
貴海「幻灯?」
鈴水「はい、何でも紙に姿を写し取ることが出来るそうで。お正月に何も出来なかったから記念に。どうでしょう」
竜海「あー聞いたことある。そういう店があるって。どこだっけ、そっちの角曲がってった方だよな」
鈴水「そうですそうです」
蒼子「え……そんなのあるの? 姿を写し取るって鏡みたいに?」
貴海「俺も初耳だ……」
竜海「まあ、どんなもんか行ってみるかー」

苦手:流行り、の貴海蒼子親子を引っ張っていった先で幻灯屋を発見。
店の人に言われるまま並んでーはい!



蒼子「わあーわあー何これーすごーーーい!」
貴海「これが世の中の進歩……」
竜海「けっっっこう前からあるぞ、この店」
貴海「へ、えー……」
鈴水「お父さんと当主さんも幻灯撮るのは初めて?」
竜海「初めてだな。水花も父上もこういうのは興味がなかったみたいでさあ」

そんなことを言いながら店を後にし、イツ花に幻灯を見せると意外にも「あ、幻灯ですね! 皆さんいいお顔で。……当主様と貴海様は蒼海様たちとは撮ってないですからねえ、久し振りですねえ」と。
「ちょっと待ってて下さいネ」そう言ってぱたぱた走って行ったイツ花が、しばらくして戻ってきたときにその手には小さな箱がありました。

「これ、当家で一番最初の幻灯です。おふたりが屋敷に慣れた頃に撮ったものですから、当主様と貴海様は生まれる前で……白骨城の時期よりも前か時期になってすぐかの頃です。懐かしいですねぇ」

小箱から取り出された幻灯には貴竜双子が知るより若い水花と蒼海が緊張した面持ちで写っていました。



ふたりして声を揃えて「こんなんあったんだ……」と呟きます。

そこに去来する想いはどんなものだったのだろうなあ。
多分ねえ、水花と蒼海には幻灯撮ったことって特別なことじゃなくてイツ花が撮りましょうよって言ったから撮っただけで、しばらくしたら撮ったことすら忘れていた程度のものなんですよ。実物、というか大事な人は隣に居て話せて触れることが出来て、紙に写った『絵』には興味を持たなかった。水花が亡くなってからの蒼海も幻灯のことは思い出さなかったと思います。あの子にとって水花は肉を持って存在しなかったら意味のない人だったから。
と、いうのを貴竜双子は知らないからねえ。ふたりと幻灯を撮れなかったこと、寂しいと思ったかも知れない。何で一緒に撮ってくれなかったのだろうと思ったかも知れない。どうだろうなあ。

そんなこんなで買出しで買って来たものを携帯袋に詰めたり討伐の準備をして、今月は強化月間に指定されていた九重楼へ出陣です。



また雨です、雨男がいるぞこの討伐隊!



くららの巻物入手と陣内様を解放して帰って来ました。
えー陣内様解放の条件……火の女神の子が居るとかでしたっけ? タイミング的に交神の機会はないかなあ。
戦力的に充実してきたので来月あたりはどこかしらの迷宮一番奥のボスに挑んでみたいと思います。予定。



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【吾ガ浦一族】1020年2月